スポーツカーに乗る理由を自問自答

路上に止まっている白いGRヤリス

運転歴42年(2023年時点)の『理屈コネ太郎』が、なぜスポーツカーに乗り続けるのかを自問自答してみた。

結論としては、以下の2点に集約される。

  1. スポーツカーを運転することがカッコイイ行為だと思える。
  2. スポーツカーで走ると、頭と心の霧が晴れるように感じる。

この結論に至るまでには、長い道程があった。

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モーターサイクルとの出会い

『理屈コネ太郎』の乗り物人生は、思春期のモーターサイクルから始まった。異性にモテるには、バンドを組むか、クールなライダーになるしかないと勘違いしていたからだ。そして、映画『あの胸にもういちど』に影響され、モーターサイクルを選んだ。

最初の愛車はヤマハXJ400。当時流行の直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、贅沢な仕様だった。しかし、モーターサイクルに乗っていても異性にモテるわけではないことが判明し、周囲の「サーファー」たちの人気ぶりに気づく。

だが、流行に乗ることに違和感を覚えた『理屈コネ太郎』は、ひたすらXJ400で走り続けた。当時の社会は3ナイ運動が広がり、モーターサイクルは悪者扱いだったが、XJ400はどんな夜でも私を支えてくれた。

運転することの意味

XJ400は、若い頃のモヤモヤや衝動を受け止めてくれる存在だった。そして気づけば、運転することで頭と心の霧が晴れることに気づいた。運転のカッコよさを求め、さまざまなモーターサイクルやクルマを乗り継ぐ中で、速く走ることに憧れを抱くようになった。

しかし、大人になり、運転のカッコよさが商業的なフィクションだと知ったとき、一度は疑問を持った。だが、助手席で速い人の運転を見たとき、「ああ、こんな風に運転したい」と思った自分を思い出し、運転のカッコよさは実在するものだと確信した。

独りよがりなカッコよさ

運転のカッコよさは、他人の評価ではなく、自分が感じるもの。独りよがりになりがちだが、それもまた求道の一形態だ。業務は普通でも、こだわりのある行動をとる同僚がカッコよく見えることがあるように、運転にもそうした魅力がある。

そして、今の相棒はGRヤリス。目立つことなく、『理屈コネ太郎』の求める運転のカッコよさと、頭と心の靄を晴らしてくれる最高のマシン。

皆さんのスポーツカーに乗る理由は?

読者の皆さんも、それぞれスポーツカーやモーターサイクルに乗る理由があるだろう。それを言語化すると、クルマが一層楽しくなるかもしれない。

皆さんの乗り物人生に幸あらんことを!


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